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知事からの挨拶 | 和歌祭公式サイト

知事からの挨拶

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和歌山を代表する大祭の一つ「和歌祭」が盛大に開催されますことを心からお祝い申し上げます。

「和歌祭」は、紀州徳川家初代藩主・頼宣が、父・家康を祀るために創建した紀州東照宮において、元和8年(1622年)に始められた例大祭です。戦争による中断など幾多の困難な時期を乗り越え、着実に次世代へと引き継がれていることを非常に嬉しく思うとともに、継承に尽力してこられた和歌祭保存会、和歌祭実行委員会をはじめ、地域の皆様、関係者の皆様に深く敬意を表します。

「和歌祭」は私にとっても誇りであり、かつて私自身も鎧をまとい出演者として行列に参加させていただきました。

昨年は、四百年式年大祭が盛大に執り行われ、紀州東照宮から和歌山城周辺までの神輿の練り歩きや和歌山城周辺での渡御行列が実施されました。従来の担い手に加えて大学生や地域の子供たちが参加するとともに、地元企業等の協力により復活した「獅子」「童子」「棒振」の芸技集団が加わるなど、地域や世代を超えて交流が図られており、このような協力関係を築きながら継承されていることは大変素晴らしいことだと思っています。

今年は、「絶景の宝庫 和歌の浦」として日本遺産に登録されている和歌浦を中心に開催されると伺っています。四百年式年大祭を経て、100年後の大祭に向けた新たな一歩となる今年の和歌祭を、是非多くの方に御覧いただきたいと思っています。

今後、「弘法大師空海御誕生1250年」、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年、「大阪・関西万博」などビッグイベントが続きます。この好機に、紀州東照宮が構成文化財の一つとなっている日本遺産「絶景の宝庫 和歌の浦」をはじめ、和歌山の魅力を積極的に発信してまいりますので、引き続き皆様の御協力を賜りますようお願い申し上げます。

結びに、関係者の皆様の御尽力に改めて感謝を申し上げますとともに、歴史ある「和歌祭」のより一層の御発展を心より祈念いたします。

令和5年4月
和歌山県知事 岸本周平

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