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21.御所神輿 | 和歌祭公式サイト

21.御所神輿

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和歌祭をはじめとする東照宮祭礼は天海が山王神道(さんのうしんとう)をもとに創出した山王一実神道(さんのういちじつしんとう)によって行なわれる。和歌祭の渡御行列では、江戸時代にはこの神道をもとにして東照大権現、山王権現(さんのうごんげん)、摩多羅神(たらじん)の3基の神輿が出されていた。しかし、明治4年(1871)の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)により、山王権現と摩多羅神の神輿はほかの神社へと移されてしまう。その後、東照大権現の神輿1基のみでの祭礼が行なわれていたが、近年御所車(ごしょぐるま)をつけた御所神輿や女性だけで担ぐ女子神輿、そして和歌浦小学校の小学生によって担ぐ子供神輿が和歌祭に加わっている。

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